専門知識的なこと その3
バイヤー支援の第三は、「専門家集団による支援の仕組み」です。
バイヤーは自分が担当する商品のプロでなければならないが、何もかも知っているわけでもありません。
また、バイヤーに全ての知識・能力を求めるにも無理があります。
バイヤーを取り巻く専門家集団のサポートが必要なのです。
バイヤーは、新たな商品を開発するプロデューサー機能であるといえます。
バイヤーはその商品を開発することの総責任者であり、その商品開発の売上げ、荒利益計画目標達成の遂行責任者です。
バイヤー支援の第三は、「専門家集団による支援の仕組み」です。
バイヤーは自分が担当する商品のプロでなければならないが、何もかも知っているわけでもありません。
また、バイヤーに全ての知識・能力を求めるにも無理があります。
バイヤーを取り巻く専門家集団のサポートが必要なのです。
バイヤーは、新たな商品を開発するプロデューサー機能であるといえます。
バイヤーはその商品を開発することの総責任者であり、その商品開発の売上げ、荒利益計画目標達成の遂行責任者です。
チェーンストアはその店舗数を拡大するに伴って、バイヤーの人員数を増やす増員計画も検討されてきたが、それはバイヤーが商品開発に専念できる体制というより、むしろバイヤーの雑多な業務をこなすためのものでした。
バイヤー業務の純化にしても、バイヤー増員にしても、バイヤーが商品開発に専念できる仕組みには未だ至っていないといえるでしょう。
チェーンストアに昔から根づいていた「バイヤーオールマイティ」「商品部オールマイティ」
の発想を根源から除去し、まるっきり新たな組織改革でも行わない限り、POSデータを活用した「棚割りの精度アップ」「発注の精度アップ」、そして売れ筋要因データに基づいた「新商品の開発」などを推進していくことは難しいといえます。
こういったことが難しいとなると、これから起こりうる「製・配・販同盟」も掛け声だけで、実のある商品開発ができるかどうか危ぶまれるのです。
仕入先が持ってくる商品の値段を買いたたいて仕入れる方が楽です。
リスクも少ない。
忙しいのに無理をして商品開発をしなくても、きちんと年間なり半期なりの売上げ、荒利益の予算を達成しておけばよいのです。
また「張り替えマーチャンダイジング」でもまあまあ売れる商品もあります。
こうなってくると本来の商品開発は前に進まない。
従って、チェーンストアの歴史において、バイヤーの業務の純化、すなわちバイヤーの雑多な業務を、商品開発などバイヤーが本来行うべき業務に絞り込むことについて、どういう組織体制が良いか、どういう組織運営が良いかについて過去何度となく検討されてきたが、その結論は未だ得られていないというのが現状でしょう。
サンコウチョウは、ヒタキ科の野鳥で、冬の間は赤道近くまで南下しているが、夏は日本に帰ってきて繁殖をする。
オスは絵のように尾が長いが、メスの尾はモズほどの長さである。
湘南地方でも各地で繁殖しているが、薄暗い林が少ないためか、やや稀な鳥である。
西湘地区では小田原市荻窪、南足柄市三竹、真鶴半島等で見られる。
近年芦ノ湖畔でも観察されている。
バードウィークが過ぎて、野鳥たちは今、ヒナを育てるのに懸命である。
巣作りに励んでいるもの、巣立ったばかりのヒナを連れ、飛翔訓練をしているものなども見られるが、多くはケムシ、イモムシなど昆虫類の幼虫や成虫を狩り集め、せっせと巣に運んでいく姿がよく見られる。
新緑に包まれた森の中から、小鳥たちの歌が聞こえてくる。
キビタキの「ポッポ ピーヨ」、クロツグミの「キョコ キョコ ムギュー」、ヤマガラの「ツンツンピー」、中でも軽快な鳴き声で散策者を楽しませてくれるサンコウチョウは、薄暗い林の中で、ヒナに与える虫を探して飛びまわっている。
長すぎるほどの尾は決して不似合ではないし「ツキヒホシ、ホイホイホイ」と聞こえる鳴き声や、嘴と目の周囲の鮮やかなルリ色は、この鳥を「森の妖精」と呼ぶにふさわしい。
特に鳴き声のホイホイホイを聞くと、胸がすーっとして足が軽くなるから不思議である。
テイカカズラは林縁の木である。町中にも生えているし、暗い林の中のも入り込んでいるから、案外強い木なのかもしれない。
若木は地を這って葉も小さく、草と見えるが、岩や池の木に絡みついて登っていくと、葉が見ちがえるほど大きくなり、やや木らしくなる。
こうなると花を咲かせ始める。
花は蕾のうちからねじれ、開くと風車の形になる。
今にも走り出しそうな花は象牙色で中央が榿黄色に滲んでいる。
湘南地方のキョウチクトウ科は本種のみ。
赤と白のキョウチクトウは自生ではなく栽培種である。
日が落ちて螢が光る頃には涼やかな風が吹いて初夏に戻るが、日中の暑さはすでに真夏である。
ビワが熟れ、ヤマグワやキイチゴも食べ頃になった。
マツの新芽がつんつん立って、ハコネウツギとウドが勢々と枝を張ってきたから、狭い庭が緑の洪水になった。
このままそっとしておきたいが、いずれ手を入れねばなるまい。
梅雨空も重いが気も重い。
梅もぎをする予定が、あまりの好天に、ついつい野に出てしまう。
野はウツギが咲き、林では木に絡んだテイカカズラに白い風車がいくつも開いている。
柔らかそな若竹をスパッと切り、切り口にテイカカズラの花をさし込んで、細く吹くと、花びらがよじれているから、くるくると勢いよくまわる。
梅もぎをすっかり忘れて、花の風車で遊んでいるようでは、一家の主人としては失格だろう。
ヒダの多い石に布をあて、シノブ(シダの一種)を束ねて摺れば、柳しぼりのような文様が染まるのであろう。
群生しているネジバナをよく見ると、右巻きのもの左巻きのものが混じっている。
植物の場合、先端に向かって右へねじれているのが左巻きなので覚えておかないと混乱する。
ノダフジやヤマノイモ等のように、巻き方が決まっているものが多いが、ネジバナは例外である。
花が白いものをシロモジズリ、緑白色のものをアオモジズリと呼ぶことがある。
ネジバナは、日本では一属一種のランの仲間で、古い時代に大陸から帰化したものとされている。
梅雨時の台風一過、青空に真夏の雲は出ても、セミの声はなく、花盛りのアジサイが毟り取られた姿は何か割り切れない。
一〇を三で割ったような感じは、まだ鬱が去らない証拠である。
庭の飛び石の間に咲いていたネジバナが、螺旋状に咲き登り、とうとう頂点近くまで達した。
かつて、花を正面から見て、動物の顔に見立ててずいぶんたくさんの絵を書いたことがあった。
その時ネジバナを見て、仙人の顔を想像したのがこの絵である。
ネジバナに出会ったら、仙人に声をかけてほしい。
古い名のモジズリは、花房のようすが染物の一つである忍モジズリの文様に似ているのでつけられたという。
コマドリは、声はすれどもめったに姿を見せない鳥で、シジュウカラほどの大きさ。
黒っぽい胸と、顔の明るい赤が目立つ鳥である。
「ヒンカラカラカラ」と、馬のいななきに似た、高くよくとおる声は、ウグイスやミソサザイの声を圧して谷にひびき、空気の流れを一瞬とめてしまうほどである。
慣れないと、コルリの鳴き声と聞きまちがえることがある。
コマドリの一つおぼえの歌に対して、コルリは節まわしや調子を変えて鳴く上に、チ・チ・チ・チと前奏曲を入れるから、これをたよりに聞きわけることができる。
戦前は日本の三鳴鳥の1つに数えられて、カゴに入れられたかわいそうな鳥でもあった。
湘南地方のコマドリの仲間は、コルリ、イソヒヨドリ、アカハラなど一〇数種記録されている。
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